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年末ぇ。
クラブの人事往来とか色々とありますが、まあ、この程度の動きはあるだろうね、という辺り。
ただ、「向こう3年は若手を鍛える」という当初方針からして、若手の方が流出が早いってーか、むしろ今のヴェルディから若手以外に欲しい選手などおらんという周辺クラブの思惑が露骨なので、それはそれで苦笑するとしても、やっぱり如何に若手の有望株を慰留するか、という点について、クラブのプライオリティがどの辺なのかが分かりづらいのが問題だと思う。
金が無いのは当然。だからこそ、プライオリティは重要。そんな事を企業経営に携わってきた方たちに言うのは釈迦に説法であるのだけれども、問題点として、クラブの設定するプライオリティとサポーターのそれとの間にズレがあるとすれば、そいつは堪忍袋の緒やら導火線やらを短くする要因になるので気をつけた方が良いよ、というのが、今出来る最大限の助言なのではあるまいか。
こうしたギャップがクラブとサポーターの間に存在するのはむしろ当然で、だからこそクラブ側がオープンに意見を求める姿勢を崩さないようにする事が重要なんでしょうが。もちろん、サポーターの言う事をいちいち間に受けてたらやれない部分もあるだろうとは思うんで、それはそれとしても、サポーターが「何に期待をし、何を疑問視しているか」というあたりにどれだけ鋭敏になれるかというのは、センスの問題もあるのかなぁ、などと思う。
個人的に移籍市場の流動性が高まったってことは、金がなくても選手獲得をしやすい状況になったと思ってるので、一年ごとの移籍で「今生の別れ」みたいには思わないようにしている。
プロなんですから。それぞれのフィールドを求めて戦うことが重要なんですよ、選手は。
まあ、喜山と林陵平の2トップをこのクラブで見たかった、という思いはある。そこだけは、心残り。

話変わってほぼ第14回ぐらいのはず椅子男杯。自称麻雀好きがメンツ揃えて一泊して8半荘しか打てないのも如何なものかと思いつつ、まあ、あまりギスギスせずに、ノンビリとてちてと牌に触れるのが妙味であろうと。
個人的には体調こそまあまあだが不調感漂う出だし。小上がりで状況を維持しつつどうにかトップ目にたどり着くも、オーラスで親の青田さんに振り込んで転落、というあたりで「やっぱなぁ」とか思う感じ。
そこからは一進一退というか、まあ、トップは取れるけど重いなあ、と自覚しつつも逃げ回る展開。
ていうか、みんな寝てる時間長い。疲れてる。年の瀬だから疲れてるよみんな。年寄りかよみんな。他の客は白髪頭なのに飯も食わずに囲碁や麻雀に興じているというのに。
ご飯がおいしい宿なので、そこはいつも良いなぁ、と思う。露天風呂は危険だったが。湯は熱い。外は寒い。そういやCWCも見た。良い感じに熱い試合だったので、良い息抜き。
明けて二日目は前日よりも体勢悪く、「こりゃあかん」と。ていうか強い手が出ない。裏ドラ乗らない日。最終2半荘までにはトップ青田さんを追える位置につけるも、場替えにて着いたのは、やまかんさんが6半荘かけてじっくり冷やし、さながらコキュートスと化した席。ろくに聴牌も出来ないまま2トビとか、この辱めをどうしてくれるの。いや、席のせいじゃないから。明らかに自分のせいだから。そんなわけで、あんまりいつもと変わりませんでした。
あ、さわさんはだいたいずっと飲んでました。
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by eixeix | 2009-12-26 01:51 | 日常とか。
色々とある。
忘年会シーズン。
それほど飲んでないけども。

・埼玉西武ライオンズ
菊池遊星の「所沢は岩手に似ている」発言に、うちの奥さんが非常にショックを受けていた。

・天皇杯
ここにきて鹿島が緩さを、川崎が雑さを見せてしまったことが残念ではある。仙台の健闘は見事。清水が苦闘しながら前進しているのを見ると、意外とここが来るかも、と思ってしまう。

・CWC
思い入れのないサッカーは楽しい。それぞれの色と、執着心をこのレベルで見られるのは良い。

・川勝監督
始まる前から前評判が低いのは、ある意味でこれまでの結果に対する正当な評価であるとは思う。
川勝氏の対しての印象は、大きく分けて3つ。
・意外と個人のテクニック、技術のディテールには拘りがあるタイプの指導者。
・チームには規律を求めるが、戦術的な深さ、多様さ、トレーニングのバリエーションは薄く感じる。
・選手起用には偏りを感じることもあるが、名前優先というわけでもない。ただイマイチ評価基準が分かりにくい。
個人的にはサイドバックとしてトレーニーから上がったはずの若き日の土屋を、ザゲイロに持ってきた事が印象に残る。正しい判断だったとは思うが、そこで同時に米山を左サイドバックに持ってきたのは何だったんだろうか?当時の選手層の問題があったにせよ、そこのところは未だに謎だ。ただ、最終ラインからボールをつなげる、という事に関してその必要性を評価する傾向があるのだろうとは思う。
まあ、やってみなはれ。

・麻雀
ふと思ったのであるが、摸打という動作、つまりツモってから捨てるまでの一連の動作は、サッカーにおけるトラップに似ると思う。摸打を正確に、早く、「自分のリズム」で出来る事、その部分に「気を遣わない」事が、結果として、視野の広さや判断の早さに直結しているし、シンキングスピードを上げるというより「考えなくても手が打つ」という感じになっていける。逆に摸打の部分で「引っかかったり」「違和感があったり」すると、どうしても散漫になるし、無駄な予備動作が入って、敵に与える情報が増えてしまったり。だからトラップからキックまでは如何に無意味な予備動作を減らすかだよなぁ、と思ったり、そこに基準を置くと、やっぱり林健太郎や石塚は上手かったのだな、などと、そんな話をつらつらと思う。
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by eixeix | 2009-12-14 02:23 | 日常とか。
シーズンの終わり
ゲームの内容からして、ドローというリザルトは妥当なものだった気はします。
一方で、個々の選手の持っているものだとか、この一年での上積みであるとか、それぞれに発揮できていたと思える部分があって、苦労はあったけれども、決して無駄ではなかったのだなと、そのように思いもしました。
プレスに押されている場面で、前への収め方にもっと工夫が欲しかった、あるいは、バックラインも含めてしっかりとボールをキープし、動かす力がそれぞれに備わって欲しいとも思える、そういうところはまだまだあって、服部がいない来期に向けては、更なる苦労がありそうだなー、というのは、偽らざる気持ちですが、一方で、井上平や永里のように、得点したというだけではなく、守備でも、またボールのないところでも、それぞれにしっかりと自分のタスクをこなせていた選手もいたわけで、それが全体の意識とちゃんとリンクして発揮できるようなチームにしていって欲しいなと、今の時点ではそのように思います。
今季限りの選手たちについては、それぞれあるのですが、でも取り合えず、二人だけ。
まず服部。
厳しさと温かさを兼ね備えたパーソナリティ、経験に裏打ちされた判断力の高さ、それを支える技術の質という、サッカー選手にとって必要なものをたくさん備えていて、僕にも見ていてとても勉強になる選手でした。守備面でのバランス感覚には何度も唸りましたし、若い頃はあのジュビロでは「下手っぴ」扱いだったようですが、やっぱり努力は裏切らないのだな、と思わせる左足からのフィードの質の高さもまた、大きな見所でした。彼の傍でプレーを見ていた若い選手たちが、今後の糧にして欲しいと願っています。まだまだ元気ですので、色々と寄せる荒波の多いJリーグですけれども、現役にこだわって欲しいですし、ぜひより一層のご活躍を期待します。
次いで義成。
2002年の開幕前だったと思いますが、高桑、柴崎、高木という3人のGKに関する評価を聞かれて「この3人の中では、高木がベストだと思う」と答えました。GKに必要な要素として、「技術、メンタル、キックの質、何より声の大きさ」が重要だと思っていて、そうしたものを揃えた素材として、非常に優れていると感じたからです。あれからもう随分経ったものだと思いますが。
ここしばらくは、色々と苦悩も多かったでしょうけども、まだ30ですから。GKとしてはこれからですから。尊敬する本並さんが、ヴェルディに来たときは32ぐらいだったと思います。それを考えれば、ここからドンと一伸びできるだけのポテンシャルは持っていると思いますので、ぜひこれを大きなチャンスと捉えて精進して下さい。期待しています。

最後に。
林健太郎が引退したとの報せ。最終節の前日に発表するのも彼らしい、というか。
試合後の飲み屋で、さわさんと「やっぱり寂しいね」と話しました。
今でこそガンバの遠藤の代名詞である「コロコロPK」も、かつてのヴェルディにおいては林健太郎こそがその代名詞であり、「桜井がPKを取って、林が決める」というのは、つまり李ヴェルディにおける必然かつ必勝の一手であり、よく言えば見慣れた光景、風物詩(?)であり、横を転がりぬけていくボールに気づいたGKが見せる「何だよそれ」という落胆の表情は、絶好の酒の肴であり、至福の瞬間でした。
高い上背とがっしりした体幹とは裏腹に柔らかい身体とそこに裏打ちされた懐深いプレー、戦術眼の確かさ、視野の深さ、長短のパスを優雅に操る「マエストロ」。突撃してくるアタッカーの前に立ち、すいっとボールを掬い取ってしまう不可解なボール奪取能力。色々と思い出させる場面それぞれが、彼のプレーのように、淡く柔らかい印象を持っています。
師匠・李国秀が彼を評し「林の『ゆっくりしたプレー』は、教えられるものではない」と言いました。「遅い」という批判は彼につきまとうものでしたが、一方で「遅さ」こそが、彼の特長であったと言えるでしょう。彼のボールタッチの多さこそと、タメて出す一連のボールキープからリリースにおける「リズムの変化」こそが、かつてのヴェルディを象徴したパスサッカーの基盤であり中心軸であったし、是非はともあれ、そのリズムなくして表現できないサッカーであったと僕は考えます。
日本のサッカーにおいては、その特徴として「速さ」が挙げられますが、一方でそれは「忙しなさ」とも映ります。言い換えれば緩急のなさ、「抑揚のなさ」とも。しかしそれこそが日本が世界と戦っていく方法論にあるのだとすれば、あるいは「速さ」こそが日本における選手の評価基準において絶対の優位性を持つならば、恐らく、林健太郎のような選手が評価されることは、今後ないのではないか、もう彼のような選手が現れることは二度とないのではないか、そういう寂しさを感じずにはおれません。
林が今後、どのようなキャリアを積んでいくのかは、まだ彼の胸のうちでしょうけれども、彼にしかない新しい価値基準、評価基準を作って、違う視野を持った選手を世に送り出してくれるようになって欲しいと、そう願っています。
おつかれさまでした。

2009シーズンのJリーグも閉幕。
鹿島は3連覇を果たし、湘南がついにJ1へと昇格しました。
ただまた来年もリーグは続くんです。
ひとまず休息。
あとは、それから。
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by eixeix | 2009-12-06 20:37 | サッカーとか。