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草津とドロー
だそうで。
いや今回は見てないんですけども。

連勝は8でストップ。確かに一時は逆転し、終了間際の失点でのドローですから、まあ勝ちきりたかった、という意味では残念ですが、それ以上は何も。連勝はいつかは止まるものですし。
何度も言うようですけど、もう得たものを大切にして、次のエネルギーに変えていく作業の繰り返しですよね。そもそも今までの連勝だって、湘南にロスタイムに追いつかれた次の試合から続けてきたものなんですから。
振り返ってみて、第4クールの9試合を終えて8勝1分。積み上げた勝ち点は25。この数字はもう減らないわけです。十分ではないにしても、この数字こそが、ここまでヴェルディの得たものであり、現時点でのアドバンテージであるという事実に変わりはない。よくぞやったと言いたいぐらいです。連戦の疲労が確実にチームを蝕む中で、負けずに中休みに飛び込めたという安堵感さえあります。そして何より、京都が負けた日に勝ち点1でもアウェーで得た事は、十分にポジティブなものです。何より札幌との勝ち点差を3以内に収めるという意味でも、この勝ち点1は凄く重要だったんですから。
確かに終了間際での失点が続いてることは問題でしょう。でもその原因を分析して、頭と体のコンディションを整えるだけの時間を稼げた。これが、現状のアドバンテージです。
ここからまた、一戦一戦、勝ち取っていかなければ。そのために、もう一度、チームの拠るべき幹を、つまりチームの絆と魂を、確かめ合う作業をしなければ。

そしてサポーターも、この状況を目いっぱいに楽しむべきです。こんなビリビリできる体験は、そう多くはない。こんな盛り上がり、こんな体験を出来るチャンス、逃す手はないですよ。
友達や家族を誘いたい人はぜひ。気になるアノ人を誘ってみたい人もぜひ。ランドに足を運んだ事のない方は、行ってみる良い機会かも知れません。
鶴を折るもよし。弾幕やゲーフラを作るもよし。選手にお手紙書くのもよし。
次のホームゲームに向けて、時間はまだ十分にあります。

選手たちはまず体を休め、サポーターもちょっと心を休めたら、次に向かって立ち上がりましょう。

残り3つ。盛り上がってきたぞ。
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by eixeix | 2007-10-29 00:22 | サッカーとか。
鳥栖戦の
感想も書かないうちに、もう明日は草津戦なんですけどね。
台風はどうにか過ぎたようですから、芝の状態はともかく、天候的にはどうにかなるのでしょうが。

鳥栖戦の方なんですが、仕事終わって現地に着いたとたん、スタジアム内から歓声が。
フッキ決めるの早いよ。せめて俺が席に着くまで待てよ。どうしてお前はそうなんだよいっつもいっつも、などと思いつつ。
鳥栖はアグレッシブかつハートの強いチームで、ディフェンスバランスがどうにも整わないとか、ミスでボールを失った際に前のめりの裏を突かれやすいとか、そういう欠点はあるにしても、やはり魅力のある攻めが出来るチームですね。
ヴェルディとしては、大変にチートくさい3得点をアドバンテージとして、じっくり受ける試合をしたかったところなんでしょうけど、やっぱりこう、最初の失点が3点目の直後だったことなどから、少しリズムを崩してしまったように思います。
鳥栖はボールを出してからの動き、特にサイドからの攻めの部分で、パスの出し手・貰い手が止まらないですよね。常に動いている印象があります。そして最後まで本当に運動量が落ちない。もちろん、選手交代によってそのテンポを維持し続けたベンチワークは評価されるべきで、まあ、そこも含めて、やはり鳥栖というチームの良さをあらためて実感した気はします。
ヴェルディとしてはある程度、ゾーンで受けて中を絞って返したいところなんですが、あれだけ、文字通り「殺到」してくると、やはりボールホルダー以外の人間にもついていかざるを得ない。結果として振り回されましたが、まあ人数が揃ってたので、決定的というところまでやられるのは、そこまで多くなかったのかなと。見た目ほどにはやられなかったという意味で、良い集中力だったんではないでしょうか。
ではあるにしても、1失点目の見事なクロスに対応し切れなかったのはちょっと悔しい。2点目は、勝負がほぼ決した後の話なので、もったいないとは思うにせよ、大勢には影響しなかったように思います。心情的には札幌戦での1失点と形も状況もあまり変わらないと。
ただ現実に久々の2失点ということで、危機感を持って、集中力を高めるには上々の内容と結果だったと言えなくもないです。これを糧に出来なければ、ここまで戦ってきた意味がない。
特に次の草津にはここまで相性がよく、ひょっとしたら油断を生じやすい相手かも知れない。だからこそ、鳥栖戦で出た問題を、反省点として次に生かさなきゃいけないのだろうと。
もうここまできたら、他チームの勝ち点を気にしてもしょうがないでしょう。断固として自分たちのスタイルを徹底して、そこに殉じて戦う覚悟が必要なわけで。勝ち抜いてきた自信、勢いを、ひとつ、またひとつと、その一歩一歩、その一瞬一瞬に集めて、ひたすら前に進むしかないわけです。
覚悟が問われる、残り4つ。
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by eixeix | 2007-10-27 22:45 | サッカーとか。
久しぶりに
遠方アウェイに足を伸ばしました。暇なわけでも、裕福なわけでもないんですけどね。
時流というか。勢いというか。
ということで山形行ってきたわけです。土日きっぷ買って。
つまりこの発言の示唆するところは、土曜の夜とかに衝動的に決めるとか、そういう私にありがちなソレではなく、かわいらしくも金曜日に切符とチケット買ってwktkしながら日曜日を待つとか、そういう若かりし頃のアレなわけですね、はい。
だからこう、東京駅で買ったコーヒーを上野過ぎたあたりで床にぶちまけてしまったりとか、隣の席に座ってたおばちゃんが「大白蓮華」を熟読してて生温かい気持ちになったりとか、いや別に他人の信仰よりも、むしろここに「「目ざめよ!」」とか「明法」持ってきて熟読したりしたらどうなるか考えてみたりとか、仕事の電話が来ませんようにと祈ってみたりとかしててもですね、試合を楽しみに行く、という感じを思い出せている気がするわけです。
「ジェフ市原」とアウェイ試合をやるという何だか良く分からん設定のために、わざわざ天童まで行ったのがもう7年も前なのかよ、と。あの時も雨模様だったな。時々、虹が出たりしてたな。アウェイ側が遠いし薄暗いしよく見えなくて、でも石塚がゴールライン際から右足アウトサイドで上げた美しいクロスを山田卓がねじ込んだあのゴールがな。そんなときにやまかんさんが国立で別の試合見ながら、「今頃ジェフは4-1ぐらいで負けてる」とか超能力者っぷりを発揮してた後日談を聞いたなとか。そのような事も同時に思い起こされるわけで。

つまり、チームの好調というのが、こちらに与える心理的な積み上げというのもあるのだと。

で、試合なんですが。

山形のプレスは、常に高い位置とはいかないまでも、きちんとゾーンを作っていて、そこに入ってきた時にはボールホルダーにしつこく寄せる守備をして来る。そこはこれまでの対戦でも十分に分かっていたところですね。実際、最終ラインにしても中盤にしても、それなりに選手の質は揃っているように思えるのですが、一方で、同じやり方をずっと続けてきたことによる閉塞感のようなものも少し感じました。
こちらの方はというと、立ち上がりが、少し緩かったようにも思います。受けてしまった、というか。様子を見ながら長いボールを使ってましたが、結構、序盤からセットプレーが多くとれたことで、「そのうち入るかな」という空気が出ちゃったようにも見えました。実際に惜しい形も結構あったし、こちらの心理としても「セットプレーで1点取れれば」と。
前日からの雨の影響もあるのでしょうが、ピッチの水量が思ったよりも多い感じで、最初は少し抑え気味な感じもしました。そもそも下が濡れている状況というのは、「走れない」というより、むしろ「止まれない」事の影響が大きいわけですし。それは「踏ん張り」、もう少し言えばコンタクトの「強さ」と「深さ」にも影響してくると。
で、PKを取られちゃったりするわけです。まあ、萩村の対応そのものはギリギリ深くいったと思うので、結果がファウルで残念、という感じでしたが、むしろ問題はその前に右サイドの深いところでボールを持たれたときに、対応した海本らの距離と守備の立ち方にあった気がします。あそこでしっかり抑えられずに中に戻されてるのは良くないよな、もっと出来たよな、という感じで。
でもそのPKを高木が押さえたのは非常に大きかったと。当たり前なんですが。やり直しを含めて2発(ってーか、1発目を流されてたらどうなってたんだろ)止めた。特にやり直しになった後に、高木が抗議する両チームのメンバーから離れて静かに集中力の立て直しを図っていたことも(こちらの選手が行ったのは、そこを見越して、状況を考えた時間稼ぎなのではと)、やっぱり今のチームが持っている雰囲気がそうさせるのかな、と思いました。言い換えると、その状況でも、受け止めて立ち向かう心理的な厚みがあると。まあ、宮沢のキックはさすがにどうかと思いましたが。
ここを乗り切って、俄然集中力が増した感じがしましたが、それは決して焦りにはつながりませんでしたね。プレスに来る山形に対して、ミスをしないよう、丁寧にボールを動かす。マークを嫌ったディエゴが下がってきても、その分をボランチやサイドがスライドしてパスアングルを作るようにしてる。我慢して、つないで、チャンスを待った結果が、1点目のつながり、開放、加速感に到ったのではないかと、そういう風に見ています。
2点目はもう、結果としてそうなるという、まったく典型的な今のヴェルディの形。カウンターからフッキとディエゴのパス交換だけで裏に出て独走という。そこでまったくフッキが揺るがない。堂々と自信を持ってドリブルして、レオナルドのコンタクトを意に介さず、キーパーの動きを見ながらコースに蹴るだけ。まるで試合前の練習のようにリラックスしたゴール。
そこから山形が、佐々木や財前の突進などでチャンスを作ったりはしましたし、途中から復帰した豊田がターゲットとしてボールを収めたりはしていましたが、ヴェルディとしてはもう、ボールをきちんとキープし、長短のパスで展開を作り、カウンターを時々繰り出しては山形を疲弊させつつ、最後までゲームをコントロール出来ていました。
いや、なんかこう、試合中は「上手いこと行き過ぎてる気がする」とか思っていたんですが、最終的には堂々たる内容で押し切ってしまいました。本当に自信がついてきたんだろうな、精神面でも良いコンディションが作れているな、と感じさせるゲームでした。
萩村やシウバ、試合前の飯尾の怪我など、いくつか問題も出ましたが、ゲームの内容としてはケチの付け所が少ないと。それはやはり、彼我の勢いの差、モチベーションや統一感・結束感の差ですね。力感があった。

でもこの試合のように、やはり少しでも緩めば、PKであれCKであれFKであれ、万が一にもそれが審判の誤りであれ、決定機につながる事は現実にあるんだと。
ヴェルディは第2クール以降、31試合を戦ったうち、2失点以上した試合は4つしかない。そして逆転負けもない。つまり先制点を取れば、確実に勝ち点を得てきたわけです。それが今の勢いにも、もちろんつながってる。サッカーにおいて先制点が重要なのは当たり前で、ことさら強調するような事でもないのですが、そういうデータを見れば、どこのチームだって「ヴェルディ相手にはしっかり守って、絶対に先制点を与えない」と考えるでしょう。だから厳しく来る。特に攻撃のキーマンであるフッキとディエゴには。フッキのコンディションという問題は、この試合でもチラホラ見えています。そのマークを承知の上で、上手く周囲を使い、また周囲もそこを感じたプレーがここまで出来ている。そのバランスを壊さないように気を使っていくことが大事になっていくでしょうね。

あとは目先の事に集中するのみ。ベテランが多いのは、こういうときには有利に働く気がします。
残り5つ。だけど、ひとつ、ひとつ。
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by eixeix | 2007-10-23 01:56 | サッカーとか。
本当に
ひとつ、ひとつ、という感じになってきましたね、と。
そういうのが湘南戦の感想です。

確認した事項としてはですね、

・とりあえず11人でやれば、湘南から点を取られない。
・セットプレーで得点できると楽だ。
・ていうか服部のFkが神懸かってきている。

ぐらいでしょうか。
湘南はやはり強いチームで、終盤でもファイトしてくる怖い相手だと。
ただそれだけに、荒れたゲームになりやすいところを、流し気味の辺見主審のおかげで、それなりに締まった試合になったのは救いですね。ただなあ、服部へのイエローは、どうなんだ?あれは猪狩の自爆じゃないか?
でも猪狩は良い選手ですね。若者らしい鋭さがありました。
まあ勝ったから、余裕のあることも言えるんでしょうけれど。
点差ほどに両者にチャンスの差があったようにも思えないですけど、そこで決めるかどうか、あるいは「決められるという確信があるかどうか」という差が出たゲームに思います。シウバは怪しかったですが、取りあえず決めて良かった。シュート前にボール持ち直した時は「またか」と思いましたが。良かった。本当に良かった。逆にエドワルド・マルケスがシミュレーションを取られた場面とか、なぜあの絶好機に、彼はあんなプレーをする必要があったんでしょうかと。
そこらが、「決められるという確信」辺りなんですがね。
何かこう、言葉では言いがたいところなんですが、つまり「決まる感じ」があるわけですよ(つまりじゃない)。アタックに入ったときに、それがどういう形であれ、きちっとベクトルが定まって来てる感じ。「何となくそうなった」ではないし、逆に決してデザインされた形でもないんですけど、「ここで行ける」感じ。まあ統一感とか、散々言ってるわけですが。そういうところです。
全体の役割分担がしっかりしてきていて、まずディフェンスタスクがあり、そこから全体として一歩出て行けるようになってきてる。まあ、結果として得点はセットプレー2本とカウンターなんですけど、その前段としてのバランスは確実に整ってきてると思えます。
ただ、問題として、そういう「前にかかった」タイミングで、特にサイドバックがオーバーラップをかけた際に、たまに中盤のミスが出るのが少し怖いかなと。そこからサイドバックの裏を使われて、センターバックが外に引っ張り出され、ボランチのスライドがずれるような形には気をつけて欲しいと思います。近い形では、後半最初の方で加藤望に打たれた形とか。
これは全体として攻めの統一感が出てきているからこそ、ミスが出たときのダメージが大きくなりやすいってな面であって、そこはバランス感覚とか、相手を舐めた感じでやってはダメなところだと思います。この先の試合では、そういうのが致命傷になり得るわけで。
ともあれ、この試合でアジエルに食らいついて働きを抑制した菅原や、守備からきちんと入って、そこからアタックの場面までしっかり出ていってた大野とか、中央をしっかり固めたCB2人とか(バウルは点も決めたしね)、中央ブロックのバランス・距離感が非常に良くて、ここがブレなければ前線はいくらでもアタックしていけるなと、そういう風に思ったのでした。
次の山形は、特に守備面でかなり苦しめられていて、ある意味、湘南よりもさらに厄介という可能性は少なくないです。モチベーションも高いですしね。
ただそこで、相手よりも良い精神状態、良い勢いで入って、一個一個と目前の事をやり遂げていく意志の話になるんでしょう。
もう残り試合を考えると、その繰り返しなわけですから。頑張って下さい。
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by eixeix | 2007-10-14 22:50 | サッカーとか。
驚いたね、どうも。
こうもあっさりと5連勝ですか。
いや、個々の試合を見ると、ちっともあっさりじゃないんですけど、でも「3連勝できない」とか言ってたのが嘘みたいというか。
徳島のように、守備がうるさい相手から、セットプレーでしっかり取れたというのは大きいと思います。
ラモスのコメントに、飯尾に対する信頼感があるのは良いかなと。実際、ベンチに廣山かシウバを置ける状況は作っておきたいし。
でもまあ、まだ何も得てないですから。
次も大事。その次も大事。

さて。結果としてこうやって勝ったわけで、実情はどうあれ、天皇杯で主力を休ませたことのメリットも少しはあったのか、と思いきや、よそはそうでもなかったり。
まあそれはともかく。
天皇杯の帰り際に、わたなべさんとちょこっと「ベストメンバー規定」に関する話が出たので、そこで一考察。
Jリーグ規約における「ベストメンバー規定」は、通常、次の条文を指すわけですね。

第42条〔最強のチームによる試合参加〕
1.Jクラブは、その時点における最強のチーム(ベストメンバー)をもって前条の試合に臨まなければならない。
2.第40条第1項第1号から第3号までの試合における先発メンバー11人は、当該試合直前のリーグ戦5試合の内、1試合以上先発メンバーとして出場した選手を6人以上含まなければならず、詳細に関しては「Jリーグ規約第42条の補足基準」によるものとする。


補足すると、第1項の「前条」の試合とは、41条における「公式試合および協会が開催する天皇杯全日本サッカー選手権大会」を指すことは間違いありません。また、第2項における「第40条第1項第1号から第3号までの試合」とは、J1、J2、およびリーグカップ戦(ナビスコカップ)を指します。
で、問題になってるのは2項の方なんですよね、もちろん。
個人的な考えを述べると、Jリーグ規約第42条そのものは尊重されるべきで、決して規約から除外すべきとは思いません。これは「プロがお客を楽しませる」とか「八百長防止」とか色々あるでしょうが、要は「建前」それ自体は必要だ、と言うこと。つまり、totoなどが絡む状況もあるし、疲労や日程の関係もなしに、タイトルや順位争いに絡むゲームであからさまな手抜きメンバーがリーグ戦などに出場した際に、「調査する口実」を用意しておくことで、そうした行為に対する抑止力にはなるだろう、と。
リーグがこれを「建前」として扱っているうちは、まあ健全だと思うわけです。だからこそ42条第1項は尊重されるべきだという考え。
一方で、第2項はいわゆる「ピッコリ騒動」によって作られたものなわけですが、こうした項目が存在すること自体、リーグは自らの運営体質を恥じるべきだと思うんですが。
そもそも第2項に該当する選手が「6名以上ならば妥当」とする根拠は何だ、ということでもあるし、ナビスコカップに「ニューヒーロー賞」が存在することとの矛盾も指摘されてたりとか、何よりも監督はリーグ戦で良い結果を残すために最善を尽くしているわけですから、前後関係を含めてリーグが調査すれば、その選手編成の妥当性を評価することは、こうした規定がなくても十分可能だろうと。お前らサッカーの素人でもあるまいにと。
で、何でリーグ戦とカップ戦には第2項が適用されるのに、「出場する義務がある」はずの天皇杯には適用されないのか、ってのは、言うまでもなく天皇杯がリーグ終盤を戦い抜く上では日程上の障害になっていることが自明だからで。そうでないなら第1項では天皇杯を含む規定を課しながら、第2項で除外することの説明にならんでしょ。それとも「協会主催とリーグ主催では違う」という話なのですかね。主管の違いだけが問題なのであれば、なぜリーグ規約に天皇杯の出場義務が明記されているのかを伺いたいところなんですけど。疲弊したシーズン終盤で、解雇が決まった選手を使ってまでトーナメントをやって、少しの賞金と引き替えにシーズンオフの短さと編成の遅れとを引き起こすわけなんですがね。どうなのよと。
なので、結論を言えば、リーグはこの馬鹿げた42条第2項を即時に撤廃するべきだと思うんですよね。無意味なだけでなく有害だし。

ちょっと追記。

とか思ってたら、こんな話が出てきてやがる
鬼武チェアマンは、「プロスポーツとしての精神の問題」とか仰るけど、プロスポーツだからこそ、選手を休ませ、大事な試合に勝つために最大限の努力を払う、という事実をなぜ認めようとなさらないのか。ベストメンバーとは、監督とクラブとチームが決定すべき問題であり、決してリーグが強制すべき問題ではないのだと言うこと、それはひとえにサッカーがスポーツであるが故に「すべての試合に勝つ」事が不可能なのだという現実に向き合い、その中で成される最大限の努力だという事実を、なぜ認めようとなさらないのか。
まったくもって理解に苦しむ。

まあ、フロンターレのACL出場に絡む騒動は、リーグ規約の問題と言うより、むしろそれを遵守したにも関わらず、リーグと協会のトップから批判された事に端を発するわけで、それは協会の不見識だと非難されても仕方のないことだと思います。
鬼武氏・犬飼氏らのたいがいな口の軽さも気になるところではありますけど、あまりに特定の個人の資質に依存した組織は危ないね、とは思います。
そもそも私は、個人的に川渕三郎という人は、昔からあんまし好きではないし信用もしてないのであれなんですけど、今さら「独裁だ」とか批判する人もどうなんだと。そんなもん、15年も前にナベツネが言ってた事じゃないかと。さすがに独裁者は独裁者を知るなと。いやそういうことか。
ただスポーツ界ではそうした構造が珍しくないのも事実で。IOC然り、FIFA然り、FIA然り。そういう組織は単に自浄作用が低下するからで。
まあ、見る側であるファン・サポーターが大きな声を上げていくってのも、必要になってくるんでしょうね。
この問題は、まだ当分続くでしょうけれど。
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by eixeix | 2007-10-11 01:54 | サッカーとか。
負けて残念
・・・・・・・・・、と心から言い切れない感じが残念、というか。

まあ勝てなかったことは悔しいですし、もちろん負けて良かったとはこれっぽっちも思ってはいないわけですが、一方で、本腰入れてシャカリキに応援するには、シチュエーション的に色々と無理があるな、と思ってしまったり。
「とりあえず控えメンバーを並べました」というやり方で対抗するには、いささか相手が悪かったとしか思えないですね。正味な話、前半30分ほど見たところで「こりゃ、よっぽどツキが来ないと勝てないぞ」と覚悟したぐらいで。それほど内容的には厳しかったと。
やはりホンダは、さすがにホンダであり、今期のリーグ戦で少々つまずいているとはいえ、基本的に「大人のチーム」だなと。自分たちのやり方を貫いてきたし、チームの成熟度もこちらのメンバーを上回っており、なおかつ、状況に応じて細かいずらしや、汚いことも躊躇なくやってくるなと。
こちらは中盤の急造感がありありで、ボールに対するアプローチ、人に対するアプローチ、チャレンジとカバーの関係、セカンドボールへの寄せ、パス交換の先へ踏み込みなど、すべてのところで一歩遅いと。まあ、モチベーションやコンセントレーションの問題も、もちろんあるのは確かなんでしょうけど、全体で共有すべき距離感が成立していなくては、最初からどうにもなりません。それではサッカーにならんぞと。
で、ホンダの堀切や鈴木のサイドからの勝負を、結局最後まで抑えきれずに、予想通りにサイドからやられて失点。敗戦。こちらにチャンスがそれなりにあり、特に船越が決定機を2発ほど外して、流れを逃してしまったという印象は否めないですけども、まあ、普通に力負けした感じがします。
井上や藤田など、アピールに成功したと思える選手がいた一方で、やはり福田や一柳の、子供のようなプレーにがっかりしたのも正直なところです。

ま、しょうがないす。切り替えて次のリーグ戦、徳島を倒すべく、全力で頑張りましょう。
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by eixeix | 2007-10-08 00:31 | サッカーとか。
まさかこれほどの
大差がつくとは、さすがに予想してなかった。

トーマスデーということもあり、冷たい風雨にも関わらず、1万人を越える観客。
両サポーターともテンションは高いが、札幌側が屋根の中に待避する中、こちらは多くの若いメンバーが屋根外に出て、雨中に跳ねる男意気。年寄りにはまねできないので、後ろで観戦させて頂いた。
しかし、本当に試合の入りっぱなからテンションが高い。客も、選手も、監督も。
それがそのまま乗り移ったかのような開始早々の先制点。
右サイドからFK、服部がゴール方向へ蹴ろうという角度から、ファーサイドやや浅い位置の萩村へ。ゴール側へ流れて後手を踏んだ札幌守備陣を嘲笑うかのように、完璧に競り勝った萩村の折り返しが、キーパー前に突っ込んだディエゴに届く。体を預けて押し込んだ先制点。勢いが加速する。
フッキやシウバが絶好のチャンスを逃すなどしたものの、勢いはそのままに、またも同じような位置からのFK。ゴール前にロブで服部が上げたボールに、曽田の前にポジションを奪ったディエゴが今度はジャストでヘディング。2-0。ここまでわずか15分。
それにしても。
服部のFK、CKの精度が、特に前半良かったことは確かなのだが、それにしても、である。札幌のセットプレーディフェンスにおけるマークが、尽くズレる。やけにボールばかり見ていた印象。何があったのかは知らないが、「こりゃ大開放日だな」と、パチンコ屋の幟の文句が浮かぶ。負けているにも関わらず、セットプレーに全員戻って、カウンター要員を1人も置かなかったのも良く分からない。藤田かダヴィ1人でも残せば、ヴェルディとしても対策をとらざるを得ないわけだし。一方のヴェルディ、曽田にここまで散々痛い目に合わせられてきていたセットプレーディフェンスで、敢えて曽田のマーカーに海本を置く。ここまで曽田にやられたのは、純粋な高さの問題以前に、良いポジションで「飛ばれて」いるからで、そこに対して、当たりに強く身体能力の高さとスピードを持った海本を密着させるというのは、なかなか良いアイデアに見える。結果、これが奏功したのが、今日のひとつのポイントか。
ヴェルディの中盤守備バランスも整ってきた。アンカーの菅原が、そのポジショニングでひたすらに効く。大野のチャレンジもしやすく、中盤の守備バランスに狂いが生じることはほとんどなかった。またシウバ、飯尾の追い込みもあって、札幌の守備ライン、特にサイドバックとボランチが幾度も展開ミスをやらかしたのは事実だ。しかし、そういう局所的な問題とは別にして、こちらの勢いに押されたこともあるのだろうが、札幌の中盤とラインの距離感がひたすらチグハグだった。いくつかチャンスは作られたものの、攻撃も単発。ラインで奪ったボールを前に蹴り、セットプレーを取るか、こちらのラインがミスをしてFWにこぼれるのを待つか、といった程度の攻めしかない。せいぜい流れの中からのまともなチャンスは、ヴェルディ中盤のミスからハーフカウンター気味に右サイドを突破した藤田のクロスから作った形ぐらい。これまでであれば、もっとカウンターに対してもリスクをコントロール出来ていたはずなのに、それも出来ていない。
で、後半早々、服部の縦フィードにフッキが出てキープというお決まりの形から、フッキが曽田を難なく抜いてクロス。札幌守備陣は人数だけは戻ってきていたものの、ファーサイド大野がまったくの「どフリー」。ヘッドで合わせて3点目。勝負を決める。
あとは着々とカウンターで。
縦パス一発に抜けたフッキが決めて、6試合連続の31得点目。さらには終了間際、これもディエゴのスルーパスに抜け出しながら、最後は守備とキーパーを引きつけて、ディエゴに優しい横パスをプレゼント。珍しい事この上ない、この贈り物を相手ゴールネットにぶち込んだディエゴがめでたくハットトリック達成。
はいはい快勝快勝。
一方で、4-0になってから集中力を欠き、相手FKからオフサイド取り損ねて失点するなど恥ずかしい場面もあり、そこはネジを締め直して欲しいと思う。いやほんとに、あれはない。勝ったからこそ、恥ずかしいと思えと。
全体としてみるに、勢いの差が出た、といえばそうなのだが、やはりテンションの上げ方、文字通り試合への入り方の差が勝負を決めたと言って良い。シウバが先発したことで西谷の上がりを抑制したかったというラモスの狙いはそれなりに効果を見せたが、それよりもむしろ彼のスピードに、札幌のラインとボランチが「気圧されて」くれたことがメリットだったのかな、という気がする。あれだけスピードのある選手に追いまくられるのは嫌な気分だろう。そこに加えて、風雨と味スタの芝である。慣れてきているヴェルディに比べ、札幌が足場の確保に苦しむような場面も少なからずあった。
采配を含めゲームの閉め方も良い方向に行ってただけに失点が悔やまれるが、結果だけはOK。得失点差も大きい。あとはまあ、土屋の怪我が問題なければ良いのだが。

今のスタイル、システムでどこまで引っ張れるのかは分からない。望外の先制点がなければ、そう簡単に行けたかどうかも分からない。何より、ここに来てのフッキとディエゴのファウルトラブルは無視できない問題だと思う。
一方で、疲労のたまる戦いの中、間違いなく勢いはある。一体感もある。これをどこまで続けられるか、そのために何をするのか、日々その繰り返しなのであって、だからこそ、毎日のトレーニングで選手同士が多くの言葉を交わしていく必要があるのであるし。
確かに単独2位まで来た。でもそれは、単なる通過点だ。上下の勝ち点差は切迫している。厳しい状況に何ら変わりはない。
だからこそ、とにかく目一杯喜んだ。これは、今シーズン最も嬉しい勝利だった。
そして思い切り、喜べるだけ喜んだら、また次だ。次。
残り試合、とにかく、最後まで。
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by eixeix | 2007-10-01 01:11 | サッカーとか。