カテゴリ:サッカーとか。( 171 )
ふうむ。
札幌戦を友人らと八王子HUBさんなぞで見て、まあリアルタイムというよりは、後々、酔った頭で整理しつつ思ったのが、この試合の表れ方というのは、結構不思議な現象であるなぁ、と思ってたり。

札幌とは順位的にも勝ち点的にも変わらない。
チームの目標設定は恐らく違ってるはずなのはそれとして、基本的に入れ替えが少なかったはずの札幌と、監督も含め模様替えを迫られたヴェルディと、という力関係。
そういう前提になってる条件に対して結構ネガティブに札幌が反応し、ヴェルディ側は割とポジティブに受け取っているのかなぁ、というような。

ヴェルディは前節から大きくは変えない布陣。狙いもほぼ前回と同じで、問題とか、いくつかディテールの部分では問題があるのを認めた上で、0-0という結果を受けても、内容的には「うん、前進かな」という捉え方。でも札幌はやっぱり現在の状況を「苦境」と捉えているフシがあり、それはもちろん、3-5-2へのシフトという現実の事象も踏まえた上で、でもこのリザルトはやっぱり満足とまではいかないだろうなぁ、という。
まあ、よそ様の事なので、実際はどうなのかは分からないにしても。

ヴェルディは前半、結構ガマンの展開。ただ札幌の攻め自体はキリノの動き出しとキープ力を「アテにした」ある意味でゴリ押しな部分も少なからずあって、押されてはいるように見えても、土屋、富澤、土肥のところで止まる、という、個人の守りが目立つ。言い換えると「頑張ってれば止められる」というレベルの話だったので、「ミスしなけりゃ失点まではいかないかな」という感じで見ていた。狙いがあったはずのサイド攻撃は、機能性としてはそれほど脅威でもなく、ただしヴェルディ側はそこを気にしすぎているのか、サイドハーフとサイドバックの関係性が悪くなって、内にボールを寄せては悪い奪われ方をする、という繰り返しがあったのが非常に残念。
縦へのシールが通常の4バックよりも深めに入るので、中盤が狭く感じることもあるんだろうけど、局面としてはボランチと協力して縦へのチェンジを含めながらサイドを割るのが定石だと思うわけだけど、どうもスピードダウンしちゃうのがなぁ、という。サイドチェンジがもっと効果的に出れば少しは厚くなったんだろうけどね。
それだけに前半の良い形は決めておきたかったところ。
後半は少し持ち直したけど、どうもクサビを当ててからの展開がズレるとか、出し手と受け手の角度がズレるとか、そういう個々の狙いと動き出しのズレと合わせられない技術の問題と、という、少しがっかりなミスで攻撃が止まったのがもったいない。チャンスを作った時の質自体は悲観するほど悪くはないんで、まあ、工夫やスピードの変化がもっとあれば、チャンス自体も増やせるのかな、と。そういう意味では途中から出てきた俊幸や善朗が上手くチームに変化を出してくれたのは良かったな、と思っている。
CKが取られすぎているというのは、特にサイドバック上がった後ろを頻繁に使われたところがあるんで、やっぱりオーバーラップから攻撃参加したときに、良くないボールの奪われ方を避ける、というのはもう絶対だよなぁ。ボールの動かし方を早く、サイドチェンジのタイミングと強さ、といった辺りで質を上げてって欲しいなぁ、というのが感想。

試合間隔短いですけど、頑張ってください。
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by eixeix | 2010-05-06 23:56 | サッカーとか。
うお、もう試合あるのかよ。
やっぱGWは日程が詰まりすぎてると思うんだよなぁ。
そりゃさ、たくさんお客さんに来て欲しいってJリーグの気持ちは理解できるけど、でもそれ、あくまでもリーグの都合であって、クラブやチームの都合は無視してね?って思う。
やっぱGW中に3試合は多い。2試合にすべき。クラブだって地域活動とか練習場に来たサポーターと交流とか、そういうのだって試合と同じように大事なのに。

愚痴はともかく。

ヴェルディは鳥栖と1-1のドロー。平本のゴールで先制するも、またもロスタイムに失点して逃げ切れず。
やれやれ、という感じ。

内容自体についていうと、まあ、凄く良かった、とまでは言えないけれども、継続的に見ている側としては、少しずつ前進してるな、という部分で手応えを感じつつあるんじゃないかな、と見ている。
「ピッチが夜露で滑りやすい状況だったので、あえてドリブルでの仕掛けを増やすように選手に指示した」という川勝監督の談話は、「いかにもだな」という感じだけれども、結果としてカウンターから、そういう流れの中から点取ったわけで、あながち間違いでもなかったのだろう、と思う。
前半はある程度シュートの形を作れていたのに対し、後半、鳥栖がある程度割り切って大型2トップめがけて長いボールを蹴ってくるだろうな、という予想はあり、その通りの展開になる。
でも鳥栖の良さというのは、勝つためにまっすぐと、自分たちの出来る事をやり続ける、その真摯さにあると思ってもいて、あえて言うと、やっぱり松本監督の人柄というか人間性が出ているんだろうな、などと思う。
結果的にCKから失点したわけだけど、そこにいたる、最後まで不恰好でも前に進んでくる感じというのが、どうにもプレッシャーになったのかもな、と思うし、粗雑ないしラフに見える部分も少なからずあるチームなんだけれども、ヴェルディとしてはそこで怯んではダメだし、あえて言うと、その前の時間帯、相手陣で時間稼ぎをする際に、もっとハッキリしたやり方を続けておくべきだったとも思う(ちなみにキープしての時間稼ぎそのものが悪いとはちっとも思っていない)。
実際のとこ、長めのボールを使ってくる相手に対して、セカンドボールを拾う、と簡単に言うけど、それはコンパクトさや運動量「だけ」ではどうにもならない部分で、要はヘッドに当てた後のゆるいロブの奪い合いになれば、単純に体重がある方が有利、攻めで前に出てる方が有利という部分があるのは否めない。だから単純に強さを出せる選手がセンターにいた方が良い、という僕なりの考えは昔からあんまり変わってないんだけど、それはまあ、晃誠がどうとか佐伯がどうとかではなく(彼らはまずまず自分のタスクを果たしたと思う)、結局、やろうとしてることの実効性、関係性の中で判断するしかないわけだ。そういう面で、まあまあ守備陣の我慢が効いてるうちは、あんまり突き詰めずにOKとせざるを得ないのかなぁ。

全体の中で印象に残った選手としては菊岡かな。ボールの運び方も良かったんだけれど、それ以上に、中盤での守備・インターセプトで「おっ」と思わせる事が何度かあって、そこ起点のカウンターが作れていたなと。ちょっと悪い面で気になったのが吉田。顔を出した時に、どうも技術的にミスが目立つ事があって、そこはもっと正確にプレーできるようになって欲しいなぁ、という辺り。なじんできてると思うんだけどね。
平本はこのまま何とかコンスタントに点取れる時期が続く事を祈るのみで、他は特にない。
土肥は、例のロングシュート?の場面でもそうなんだけど、正直ちょっと疑問符がつくようなプレーが何度かあって・・・。もちろんビッグセーブでチームを救ってる場面が幾度もあるのは確かなんだけど、一方で、もう少し前で捌いてくれればチームも楽なのに、と思う事が少なからずある。あえて「出ない」のか、それとも「出られない」のかは分からないんだけども、いずれにせよ、入ってくるボールを引いて構える事で、本人としては事故みたいな失点をしたくないという判断なのかな、と思いつつ、「それ、ノーバウンドで捌けば、守備陣がそんなにカバーしなくても良くないか?」みたいなことがちょっと気になった。別にペナルティエリアの外でヘディングしろとかそういう話じゃなく、PA内ならバウンド待たずに捌いてよくない?みたいなとこで。
まあ、贅沢言っても始まらないか、とも思うんだけど。

ひとまず何とか、流れを切らないように頑張ってください。
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by eixeix | 2010-05-05 02:29 | サッカーとか。
ゴールデンウイークっすか
ようやく春めいてきて、良い感じっすね。
この時期、いつもの連戦が始まるわけですが、この連戦でチームとしての勢いとかが変わる事も珍しくないので、そういう意味では水戸に勝ったのは大きかったんじゃないでしょうかね。

甲府戦では、負け方としては非常にもったいなかったわけですけれども、まあ失点シーンの部分では、甲府の前線のストロングポイントがそのまま出されてしまっていたので、対策はもちろんやってたのでしょうけれども、結局、最後まで体を寄せて競るとか、簡単に目を切らないとか、そういうベーシックな部分がルーズになれば、戦術の問題じゃないよなぁ、という風に思うわけで。
ちょっとトランジションの部分でバランスが悪くて、バイタルと2CBのところで何度か変なギャップ作られたりとかがあったので、それが整理されないとちょこちょこ失点し続けそうだなぁ、などと思ってるわけですが、もう少し整理できないかな。佐伯が絶対ボランチに入った事で、中盤イーブンの状態からいきなり後ろにボールがこぼれるとかそういう場面が多少減ったのと、平本が前で上手くポイントになってくれて、攻撃面でのリズムが出てくるようになったのかなぁ、という辺りが最も目に付いた点かな。

で、そういう流れで水戸戦に入ったときに、まあ、先制点が少しラッキーな形で取れたという部分はあったにせよ、やっぱり平本に当ててから一度絞って開くとか、中央でワンツーやワンタッチプレーとドリブルとの2択を相手に迫る中で、ちょっと水戸のボランチやラインに迷いが出て、そこを河野がいいように引っ掻き回すとか出来たのは、良かった部分、「らしい」部分が出せたと言えるんでしょうね。
佐伯もどうかなーと思ってたんですけど、まずまず無難に出来てるし、水戸戦では点まで取れたし、これで乗っていけると良いかな。怪我が心配だけどね。吉田も雑な部分はあるにしても、自分の良い部分を出せるようになってきていると思えたし。
平本については、これが続くかどうか良く分からないので(笑)、まあ、続くだけ続けてくれると、飯尾あたりが余裕もってプレーできるかなと思うし、今のところは平本と河野を縦につなぐ形でやるのが妥当なところなんでしょうね。

こうなると、今のメンバーでも、まあ選手層はだいぶ薄くて代えの利かない選手も多いんですが、どうにか仕上げていけるのかな、と思えてきますね。高木兄弟あたりはモチベーションも旺盛だし、ここまで川勝さんがベンチを良い具合にローテーションさせてて、若い選手たちも「チャンスがあるぞ!」って空気が強い。
監督なりに結果が出ないところできつくはあったんでしょうけど、甲府戦に負けても引きずらずに、方便でも「引き分けは考えなかった」と選手に言って上手くマネジメントできたというのは、逆から考えると、選手からも相応の信頼を得ている証ではあるんだろうなと。

ただそこは、続けていかないとね。
まだ多少は凸凹とあるんでしょうけど、波を小さくするというよりは、むしろこう、でかい波があっても、最大波高がアレなビッグウエーブを繰り返しつつ底上げしてくような、そういう勢いが欲しいですね。
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by eixeix | 2010-05-01 01:49 | サッカーとか。
少しは暖かくなれよコノヤロウ
4月です。冬型の気圧配置が変わらずに、デカイ寒気団が日本上空に張り出しているのだそうです。

ヴェルディもなかなか春らしい雰囲気にならないわけですが、そんな中での久々に駒沢です。相手は福岡。
客少なっ!とかはもう言っても始まらないので、詰め込まれたゴール裏の密集感でも楽しんだ方が良いような気がします。
さてそんな日和でしたが、試合当日には遅刻。前半の10分過ぎぐらいからの観戦。
ちょっとピッチ状態に問題があるなぁ、というのが最初の印象。芝が荒れ気味なのと、少し下の土が硬めなのかなぁ、と。それもあって福岡はもう少し回してくるかなと思ったけれども、そうでもなく、ボールが持たれてからやや単調な感じ。ヴェルディも攻めようという意図は感じるし、こちらは思ったよりもボールを動かしているんだけれども、長めのボールが前に入らず攻め味は遅いと感じる。風の影響もあるんだろうけど、やはりトップに収められずにロストするところがある。河野は自分のタイミングで受けながらボールを引けるけれど、俊幸はそれぞれの動作がバラバラな感じ。経験がいるなあ、と思う。
善朗をボランチに、菊岡を右のハーフに配し、左サイドバックには吉田。バランス感を重視したという印象。全体にコンパクトさは保てていたし、ラインも高め。攻撃参加という部分で吉田に物足りなさを感じなくもなかったが、菊岡が右前でポイントを作ってくれたので、福田は深いところまで攻めていける局面が増える。善朗が小さい体でも深く食いつくディフェンスと、足の長いパスで展開を作る堂々としたプレー。菊岡はスピードがない分、タイミングのズレで追いつかなかったり、あるいはボールを持った局面で幾度か同じミスを繰り返したのは頂けないと思ったが、ボールを「出す」ところでは良い仕事も見られたので、もう少しコンビネーションが整って連動性を上げていければ面白いだろう。
途中から俊幸と飯尾のポジションを変える。考えてみれば、これは結構シンプルな解決法ではないか。体は小さいけれどボールの収め方が上手く、相手を背負ってからもプレーを継続できる飯尾に「つける」意識が出た事で、俊幸も河野も動きやすさが出ていたように思う。ただ続けていくことを考えた場合、チームとしてどの程度の伸びしろがあるのか?という疑問も。

前半はどちらもシュートが遠めからが続く。一本、土肥がワンハンドでストップした場面ぐらいが、両者唯一の決定機か?という。
ヴェルディの得点シーン。右サイド深めでボールを奪って、早いパス交換からのタメを柴崎がダイレで左オープンスペースへ。飯尾がオフサイドポジションだったが、ここに釣られた福岡バックラインのギャップを河野がブレイク。抜け出すとGKとの1対1を冷静に決める。良い攻撃。
福岡の得点シーンは途中交代の岡本からヘッダー。右サイドでボールを奪われたときのリトリートにバランスが崩れて、ギャップを作られてしまう。まだまだだなぁ、という。

後半、時間が進むにつれてコンパクトさがなくなっていく中で、ベンチが動かない。なぜだろう、とイライラしながら待つ。結局、残り5分になって失点してからの交代。強く疑問が残る。
しかし交代策については、どう言ったところで結果論が強くなるのは否めない。監督談話を見ると「最初から90分近くまで引っ張るつもりだった」との事。戦術面というより、あくまで選手の意識付けと割り切った上での発言なのだろう。その考え方にはまったく賛成できないが、しかし監督が自らの責任で采配するにあたっては、尊重すべきとも思う。ただ「同じ間違いを繰り返さない」という点については強く求めたいし、プロである以上、選手も監督もその責任によって果たすべきだろうと。いずれにしてもこの世界、勝てば官軍、である。

チームが成長途上にある事は認めた上で、半歩前進した感があるのがこのゲーム。ディフェンスバランスも整って(恐らく「90分やる」というのは、「行き過ぎない」という意味も含むのだろう)、勝ち点もどうにか取れた。
ただ仕上げていくにあたって、個々の選手、つまり戦術単位、パーツのレベルが上がらなければどうにもならない部分があらわになってきているようにも思う。
チームを作るにあたっての優先順位がどのようになっているのか、じっくり見ていきたいな、という気分。
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by eixeix | 2010-04-05 20:41 | サッカーとか。
しっかし寒かったな。
もうすぐ4月だぞ。どうなってんだ。気温5度とかどういう了見だ。なめてんのか冬将軍。ふざけんな。春ちゃんを呼べ。受信料払ってやらんぞNHK

さて。

ヴェルディは開幕連敗スタート。お相手の柏は2勝1分と好調。是非もなし。うわぁ、向こうのゴール裏に上半身裸の奴がいるよ。それも何人もだよ。オマエら馬鹿だろ。本物の馬鹿だろ。すげえなおい。やっぱ馬鹿には勝てないよ。

そんな感じだったわけですが。

キックオフから序盤のヴェルディ、かなりな飛ばしっぷりを見せるプレス。柏DFがカブってビッグチャンスがこぼれてくるぐらい、向こうを慌てさせるには成功した模様。
ただプレスのバランスがどの程度続くかは見えない。90分は無理だろどう見ても。ていうかバランス悪くてFWとサイドハーフがかなり長い距離をワイプしなきゃいけないのはどうなの。
一方で懸案の攻撃面は、縦への速さとか、圧力とかはそれなりに出せてたと思う。攻撃イメージの共有と達成と言う意味では、半歩前進と言えるだろうね。
実際、柏がお付き合いしてくれて、前半は向こうにミスが多く、カウンターも良い形で出せていたので、こうゆうところできちんと決めてりゃもう半歩、なんだろうけども、そこまでは至らず。ディテール不足。斜めのランにタイミングよい球出しも方向がズレるとか、そういうのが目立つ。
後半、ネルシーニョが起点になってなかった北嶋をさっくりあきらめて工藤投入。ボールをワイドに動かされてポゼッションを失いつつある中で、中盤にガス欠が目立ち始めるがベンチの動きが鈍い。まずいなと思っていたら善朗を下げて小林投入。ちょっと引っかかる交代だったが、直後に平本が左からさっくり抜かれて先制点献上。立て続けにゴール前混戦から林に押し込まれて、ゲーム的には終了、という流れ。
前半のプレス戦がどこまで行けるかと思いきや、60分ほど。しかし先制できないとなると75分は持たせないと勝負にならんな、と思ったら、その辺りでやられるのがサッカーの不思議。妥当な結果と受け止めるしかないだろう。

いくつか気になった点。
菊岡がフィットしてきてる中で今度は晃誠にリスキーなプレー、軽率なミスが散見。自分よりもディフェンスが上手い選手とずっと組んできているだけに、菊岡が前に運ぶ力がある分、晃誠のリスク管理の部分が欠点として浮き彫りになる。菊岡もフォローのバランスに疑問。整理が必要では。平本のディフェンス面の問題は目をつぶり続けるには厳しい。先のボランチユニットとの兼ね合いもあって、再検討の余地があると思える。
俊幸はゴールに向う意識は強く、このフォーメーションの中で河野と組ませる選択自体は理解できる。ただそうなると、サイドハーフにはもうちょっとタメと作りに深さとアイデアが欲しい。飯尾がいないとディフェンスの質が落ちるのが悩ましいが、飯尾が左にいることで攻撃の機能性にどの程度プラスなのかは、ちょっと図りかねる。平本がアレなだけにこのバランスは難問。善朗はよく走ったが、決定機を決め切れず。コンタクトでもファイトしたが、如何せん体重の軽さはダメージにつながる。スタミナ切れが早く、ベンチがそのリスクを加味してマネジメントするべきだったと思うが、結果的に後手に回った。代わった小林祐希はテクニックに見るべきものはあるものの、やはりすべてにおいて軽い。ディフェンスでも腰高な印象。まだまだ伸びると思うだけに、ここからが大事だが、むしろFW向きでは?と思わなくもない。良い素材と見る。腰周りを鍛えてコンタクトを怖がらず、もう少しボールの持ち方に深さが出ると化けそう。富澤もこれまでと同じようなミスが見られたのが残念。土肥はコンディション的なものもあるだろうが、少し絞れてないのか?という印象。キックのミスも目立つ。カウンタートリガーとして低いパントが有効に使えないと、このチームでは厳しい。福田は攻撃に関して有効な絡みが出来ないが、どうも右サイドは混雑してることが多く、得意のアーリークロスも使いづらいとなれば、あとは平本見ながらバランス取る仕事に埋没してしまう。ここは逆に、左に引き付けて平本からサイドトゥサイドで出るような形が欲しいと見る。井上平については、ここが踏ん張り。使い方が難しいというより、このチームの中で自分に何が出来るのか、本人も迷っていそうに見える。コンディション管理しながらワンステップ上がれるかどうか。土屋も苦労しているのは分かるが、正直、動き過ぎている感じもある。もう少しどっしり構えてもらって良い。まして土肥をGKとするなら裏へのケアはもうちょっと気を使ってもらわないと。河野は前半にカウンターから魚雷のごときドリブル突破を見せたが、使い方にはもう少し試行錯誤が出そうだ。

どう修正するか、という点については、あまりにも打てる手が限られすぎていると感じる。このクラブを20年以上見てきていて、今年ほど「軸を決められない」と思うシーズンはない。監督の力量を云々したい向きもあるだろうが、評価するにしても客観性は必要だろう。非難すれば良いというレベルの話ではない。
こういう状況だと、ある程度思い切った配置転換をして思考を変えるというのがパターンだが、そうした選手配置、戦術作りには自ずと限界もある。オズワルド・アルディレスは配置換えの名人だったが、アイデアが尽きればそれまでよ、という部分があった。平本の左SB起用は川勝監督なりに出そうとした違いだろうし、仮にそれを廃してオーソドックスにしつらえたところで、変化のレベルとしてはタカが知れている上に停滞感が強まる可能性も大いにある。
じゃあどうするべ、と帰り道々自分なりに考える。
思い切ったやり方が許されるなら晃誠と井上(か平本)をFWに置き、左右のハーフに俊幸と河野、ボランチに佐伯と菊岡を持ってくるかな、とか思う。左サイドバックに福井を置いて高さの帳尻を合わせる。あるいはボランチに高橋と晃誠を置いて、菊岡を1列前右ハーフに、左・俊幸で河野+誰かの2トップ。だいたいそのぐらいかな?とか。ただ決定的に人が足りないという状況に変わりはない。
あとは攻撃のリズムを落とさない選手交代か。向と小林、善朗、富所あたりの若手、個人的には和田あたりが一伸びするとバリエーションが出る。
いずれにしても我慢の時期。短気を起こしても仕方あるまいなぁ、と、なかばあきらめつつ思う。
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by eixeix | 2010-03-28 23:00 | サッカーとか。
まあ、良くはない。
とはいえ、そこまで悪くもないかな、というのが開幕戦の感想。
ま、負けたんでポジティブに評価するのは難しい部分もあるけども、狙いとして「出来てた」部分と「出来なかった」部分の差が少しあって、うまく修正できるかな?という感じ。
しっかし直射日光が暑いぐらいでしたな。
全体に。
FWだと点が取れなかったけど、DFになったら点が取れたよ!不思議!(いあ
という平本の得点はまあ、それとして。
何人か出だしから固さを感じる選手がいて、どうもリズムが作れない中で、そういう感じを引っ張ってしまったような気がする。
熊本はリトリート気味に長めのボール主体でのカウンターだったんで、ボールの取られ方が悪いと嫌だなぁ、と思ってたんだけども、そういう場面は意外と少なかったし、トランジション自体はしっかりできてた印象がある。プレスについて後半間延びしてバランスが悪くなってったことは課題だけれども、そういう意味ではまずまず出来た部分もあったのかな。
攻めの部分で、左に引き付けてから飯尾のサイドチェンジが出る場面がいくつかあって、福田にしても俊幸にしても、そこが十分に使いきれなかったのはもったいない。
トップの井上になかなかボールが収まらず、河野や、飯尾らとの距離感はもう少し大事にしたいなと。逆にそこが上手くいったときは、結構良い形で攻め切れていたので、ここは続けられるかどうか。やはり決定力という部分ではハッキリと目減りしているわけだから、そこは全体の統一感でチャンスを増やさないとなぁ。
ディフェンス面では2失点目の井畑のロールプレイに対する富澤の対応はちょっと疑問符がつくけど、まあ、その前のタイミングで平本のあたりからタイミング取られちゃってたしね。
セットプレーでのオフェンス、ディフェンスのやり方は、サイズがないわけだから、も少し整理しないとまずいんじゃないのかな、とは思った。
途中交代で入った善朗、福井はそれなりに持ってるものを見せられたと思う。福井はもう少し継続的に見たいかな。一方でちょっと菊岡のところがやっぱり気にかかる。もちろんボールを持ってからは良い形を何度か見せてたんだけれども、やっぱりもっとFWに近いところでプレーさせて上げたい感じ。ボランチとしてはコンタクトの軽さが欠点として出てしまっている。イーブンや4:6の状況であっさりとボールを後ろにこぼしてしまう場面があって、DFに負担がかかってると思えた。
まあ、とりあえず始まったので、ぼちぼちやって下さい。
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by eixeix | 2010-03-14 19:51 | サッカーとか。
開幕が
近くなってきたので、ちらほらと少し。

いやー、「僕はビートルズ」は初っ端からつまんなくて、かわぐちかいじはどうするつもりなんだよ、これ。っていうか、やっとこさジパング終わってくれたと思ったらこれとか、どういう事なんだよ。
そんな感じです。

開幕戦はJ1、FCvs日産のカードを見に行ってました。
感想は色々ありますが、まあ、こんなもんなのかな、お互いに、というか。
むしろ和司さんのチーム作りに意外(と言っちゃ失礼か)とポジティブな印象を覚えましたね。藤田はJ1デビュー試合としては合格点じゃないかな。信頼感を得るには十分な働き。あと金井が好印象。ただ選手交代で狩野を下げたあたりで、ボールの収まりが明らかに悪化したのはどうだろう?まあ、そこは中村で解消なのかなぁ。FCは怪我人出てて苦しい中で、城福さんの現実感覚みたいなものは見えましたし、梶山、石川あたりの存在感を一層強く感じる一方で、伸びしろの部分はどこなのだろう、という感じも少し。

ヴェルディは、何度か練習を見に行ってはみたものの、正味な話、「やってみねえとわかんねえな、こりゃ」というのがホントのところ。富澤、土肥、井上、河野あたりが出遅れ気味だったので、そこが一揃いで機能するのに時間がかかるかもなぁ、とか。ただ1週間あいたおかげで、兎にも角にも面子だけは揃いそうなのが救いかね。
新戦力的には見所ポイントは少なめ。菊岡は期待通りの良いプレーを見せているけれども、「10番」であることを加味して今のところ「期待以上」とまでは行かないかな、という感じ。やはり去年から出てる高木俊や高橋、富所らの伸び次第、というところもあるかな。ただ向と阿部あたりはちょっと面白いかな。たぶんどっちも戦力としては利いてくると思う。
とりあえずはのんびり行きますか。
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by eixeix | 2010-03-13 01:40 | サッカーとか。
香港戦の事等
代表戦に興味がないように言われがちな私ですが、基本的にそうでもありません。見られるときはほぼ必ず見てます。ただ、いつやるか忘れてるだけです(ぇ。

なので香港戦は見ました。はい。テレビで。あんな寒い寒い雨の日に高い金払って国立に行くほど熱心じゃないという事ですね分かります(はぃ

コンディションの悪さを差っ引けば、やや前進と見える部分もあったのですが、停滞感が拭えない事は事実だとも思います。相手が引いてくるのを分かった上で、しかしそこでも圧する何かがなければ、客がそれを「緩慢だ」と受け取るのは仕方のない事であるなと。率直に。

どうも選手が入れ替わるたびにチグハグしていくのが仕様のようで、特にボランチのところ、長谷部・遠藤ユニットと、他の選手を入れたユニットとでは、選手の質以前に「役割が違いすぎる」ほどに統一感を感じないのはどういうわけだと。ぶっちゃけてしまうと、知性のギャップを感じるほどに質が変ると。これはどういうことなんだろう?と思ってしまうわけです。スキルの問題じゃなく、フィットさせるための方法論の不足というか。
あと根本的にこのチームに必要とは思えない質の選手が代表にセレクトされてないか?とか。あわてふためいて選手かき集めてるのでなければ、こんなチグハグなことにならんのでは?とか、次々と疑問がわきました。

たまたま今朝、読売の朝刊を読む時間があって、したら例の横浜在住のおっさん(謎)が言うには、「これではサッカーの価値が落ちる」と。いや多分そうだろうけど、あんた自分の本の後書きを書いてくれた人間が監督やってるチームをよくそこまでコキ下ろせるよな、みたいな。そういう基準のハッキリしたところが大好きです愛してます。ていうか、いっつもコラムの書き出しがワンパターンになりがちだから、ちゃんとリライターつけた方が良いと思います。まあいいや。
で、おっさんがいっつも言ってた事を繰り返すと。引用として
・香港は日本に前でボールを回させ(リトリート気味に)パスディフェンスを引いてた。
・サッカーはパスディフェンスに対してはドリブルゲームを、ドリブルディフェンスに対してはパスゲームをする、その融合(と駆け引き)が醍醐味だろ。
・でもやってないよね。だから点は取ったけど「こいつら手に負えない」って印象を相手に与えられなかったよね。
・ダメダメじゃん。

確かに。

戦術的な統一感のなさと見るか、応用力・判断力のなさと見るかは難しい気もしますが、窮屈な感じ、チームとしての「ひ弱さ」が仄見えている以上、選手のバリエーションを変えたところで行き詰まるのは目に見えているのではないかと。
時間がない中で解決策を図るのは確かに必要でしょうけれど、それは「エッセンス」程度にとどめるべきで、今から軸線上に選手を配置しようってのは考えが甘過ぎやしないか?とか。
しかしながら、なかなかに厳しい感じになってまいりましたな。韓国戦で少しテンション変わると、またちょっと違う何かが見えてくるかも知れませんが、どうでしょうね。

女子の方も若いのを並べて、こちらは中身のある内容での3-0。岩渕がハッスルしてましたね。まだまだ出せてない部分もあるでしょうけれど、良い突き上げが出来ていると思います。女子の場合、男子よりも選手の質を揃える事は難しいと思われる状況の中で、コンバートや新しいユニットの組み合わせを見つけながら、ここまで一貫したチーム作りを進めている印象があります。しかも大きな怪我人でも出ない限り、チームの軸はある程度もう定まっているし、その上でそれなりにローテーションも試せている。その中で若い選手にもチャンスが与えられてるわけですから、「自分にもチャンスがある」というモチベーションも感じます。これからしっかり熟成の時期に入れそうかな。うん。
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by eixeix | 2010-02-13 01:00 | サッカーとか。
しっかしな。
代表の試合はさらっと見。うーん。ちょっとディテールに拘りすぎてやしないか?という、そういう感じ。これ以上は幹が太くならないという判断の表れなのかも知れないけど、裏を返すとこれ以上の上積みが難しそうだ、とも見える。センターラインが固まりつつある中で、どうにもFWの軸がハッキリ出来てないのが、余計に迷わせてるのかなぁ、とか。まあ、今年のリーグ戦で突き上げる選手が出てこないと厳しいのかな、と思って見てますが。
遠藤・長谷部ユニットでのドイスボランチを軸にするのは良いんだろうな、と思いつつ、中村憲が前1だとややボールの持ち方が浅くなりがちな気がする。中村俊のが深く持てるが、攻め味を遅くしないためにはもうちょっと3ラインの連動性が上がっていかないと厳しい。石川直に期待は出来るが、コンディション面での不安を完全に払拭するのは難しいだろうなぁ、という気持ち。確かに、これは迷う。
好材料待ちかね。時間はないけど。

ヴェルディはキャンプイン。川勝さんらしいチームの作り方はしている模様。まあ、予想の範囲内。テクニカルな部分で誰か違いを見せられるようになって欲しいが、そこはむしろ若手、高木兄弟やユース小林、富所あたりに託さざるを得ないか。井上が出れていない事で、競走というよりもアピールのチャンスが増えている事をポジティブに考えるしかあるまいなぁ。柴崎が残って中盤の構成は組みやすく見えるが、絶対ボランチのファーストチョイスが見えない。佐伯が出遅れていることも関係するか?高橋あたりが出てくると色々と面白いが。
面白いと言えば平本のサイドバックか。面白いチャレンジだなとは思う。本気度はこれから計るのだろうが、まあ全体の高さ不足はどうしようもなく、平本と言えど高さの頭数として勘定せざるを得ないってのは実情だろうと。選手層のバランスの悪さは今さらどうしようもないが、林や藤田は仕方ないにしても、つくづく永里の流出は高くついたと思える。

川勝さんのチーム編成を見ていると、自分のよく知っている選手をピックアップして軸にしながらも、拘り過ぎない所をバランス感覚として感じる。李さんとも少し通じるのかな。土屋が北澤で、井上が栗原で、菊岡が小林慶という感じだろうか。すると林健太郎が柴崎なんだろうか。アデバヨはジュリオか(そのまんまじゃねーか)。せめてジェフェルソンぐらいにはなってくれないものか。
ただそれほど選択の余地があるメンバー構成とも思えないので、ある程度、足りないものは足りないとして開き直って編成するしかないだろう。第二の中澤や、新しい石塚や、飯尾・平本のような発掘があるとまで期待は出来ないが、そこはそれで楽しみとするしかあるまい。

経営面の問題に関するゴタゴタはもうしばらく続くだろう。傾いた会社を立て直すってのは、ちょろっと金集めてホイホイ、といくような問題でもない。ただ経営側が問題の扱い方をルーズにすると、それはスポンサーやサポーターの不審感を招くだけで良いことはない。オープンにやることだね。

ここのところ、驚かされるような訃報が続く。季節の問題もあろうし、社会の問題もあろうし。残念な事だとは思うけれども。
春は遠いなと、政治の世界を眺めながら思う。いかにも寒々しい光景だな。

・最近気がついた事。
「デュラララ!!」のOPって、THEATRE BROOKだったのかよ!!(今頃か
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by eixeix | 2010-02-09 14:32 | サッカーとか。
あけましておめでとうございます。
元日からサッカーは良いね。寒いが。寒過ぎるが。
天皇杯決勝のスタンドに行くと、がっちりと防寒対策をした常連っぽい人と、お正月らしいお出かけっぽくお洒落な格好でガチガチ震えてる人といたりして面白いです。

午前の女子選手権決勝。プレスのカメラマンがベレーザ側ゴール裏の方が多い。要するにレッズ側のゴールを狙うポジションが多い。これは前評判をなぞったものという解釈。前半終わって0-0。しかし多くのカメラマンが動かないまま。これは前半の内容を見た判断、ということだろう。そしてほとんどのカメラマンの判断どおり、ベレーザは後半に2点を奪って快勝。ピンチらしいピンチをほとんど作らせず、積極的なプレスと速い展開の攻めでレッズレディースを圧倒。この1年でのチームとしての成長が見られた3連覇。おめでとう。

天皇杯決勝は、ガンバの圧勝。実のところ、感想は特にそれほどない。チームとしての完成度の差が如実に出た印象が強く、力通りの結果だったな、という感じ。遠藤の個人技などに今さら触れるまでもなく、個々の積んでいるものの違い、というのは、まあ、テクニックや走力や、というよりもイメージの共有とその効率性の追求があって始めて発揮されるんであろうな、という月並みな感想。おめでとう。広島もおめでとう。

今年もいろいろありそうですが、がんばりましょう。
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by eixeix | 2010-01-01 23:27 | サッカーとか。