とりあえずの感想
というあたりです>ナビスコ/磐田戦

寒かったよね。

リザルトは0-2の負け。
前半終わりに萩村が自らの不用意な対応から突破されそうになり、後ろから手をかけて一発退場。もう、ここらへんで、ゲームコンセプトもへったくれもなくなった感じ。
最初から3バックを組み、スタメンを大きく変えてきたところで、考えられるポイントとしては、やはりテスト的な意味合いなのだろうと。
列挙すると
・萩村を中央に置く3バックが機能するか否か。
・フランシスマールが左サイドのオプションとしてどの程度使えるか。
・調子の良かった若手、井上、福田、飯田の3人を戦力と出来るか。
・高木の虫干しもついでにしておくか。
というようなあたりでしょうかね。見たまんまじゃん!
萩村退場後も4バックなどにはせず、敢えて3バックのまま残したのは、フランシスマールを引っ張りたかったのと、3バックという守り方そのものを90分やりたかったのだろうという。もう、その時点で「勝ち負けはどうでも良い」と言っちゃってるようなもんですが。
フランシスマールは、やはり使うのが難しいな、色々と。現状では戦力にならないと言い切ってしまって良いのではないでしょうか。少なくとも彼を必要とするようなスタイル、戦い方を、今日の彼のプレーから見出す事は出来なかったと思います。
端的に言うと「ゆるい」。球際はタイトに、1対1でやられない、90分ハードワークする、というチームのイメージベースに適わないラテラウを置いて3-5-2をやるのは無理だと思うしかあるまいに。サイドに起点を置きつつ、前線の流動性を高めて攻めるというここまでのコンセプトも、この試合では見えなかったしなぁ。単純に前が薄かったし。どうしても3-5-2はシステムの構成上、攻撃面や戦術的な交代という面ではフレキシビリティを欠くと思うんで、逆に言うとFWとトップ下のパワーの有無が攻撃の質を左右しちゃうところがあるんではないかと。そんな印象。
個別に見て、井上は元気に賢さとファイトを見せたけど、やや空回り気味にも感じた。福田と飯田は、良い所と悪い所の両方が出たけど、やれることはしっかりやった感じ。
まあそれでも11人いる間は、大過なく淡々とゲームをこなしていて、「黙ってやってりゃ無失点で終われそう」とか思ってたんですよね。それなりに良い角度でボールを動かせていたし、まあそれなりにチャンスもなくはなかったし。ただ後半頭に井上を下げてしまったことで、プレッシングの尖兵がいなくなり、上からのプレスがまったくかからなくなってたなぁ。あれじゃあね、と。
とにかく、この期間に試しておきたいことは全部試しておいた方が良い。ただ、テストに偏りすぎて負けがこむと、精神的にキツくなるので、そこらへんはマネジメントして欲しいもんですね。

話変わって。

帰宅早々、ネットを見て、いきなりアーサー・C・クラークの訃報に接しました。年齢が年齢だけに、いつ逝かれてもおかしくはなかったのだけれど、さすがにモニターの前で言葉を失いました。
アシモフも、ハインラインも、クラークも旅立ってしまって、ふと足元を見ると、「豊かで栄光ある未来」を思い描けない自分たちがいる。その寒さを痛切に感じます。
僕のもっと若かった頃の、そして今でも続く密やかな未来への期待は、壊れゆく自然と、限られた資源と資本を巡って今だ止まぬ醜い争いと、目的と手段を取り違えた政治家たちの愚かしい上っ面の論争と、それらを取り巻く諦観とに飲み込まれていきそうに思えます。
夢を語る事が難しい時代であるとしても、せめて夢を心に秘めて日々に生きていけるような、そういう物語を生み出す才能が、世界を刺激し、人々を変えていけるのだと、僕は信じたいし、そうあって欲しいと願っています。心からの哀悼と、精一杯の感謝を込めて。

 彼の広い、複雑な仕組みをもった胸中を去来するのは、幾多の思い出だった。無言のうちに、彼はかつて知己を得た多くの人間たちに別れを告げた。彼の目的を妨げた者にも、あるいは助けた者にも、ひとしなみに。
 彼の黙想を乱したり、中断させたりする者はなかった。そしてほどなく彼は、その遠ざかりゆく太陽に背を向けた。

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by eixeix | 2008-03-20 23:14 | サッカーとか。
<< 点が取れんのぅ・・・。 鹿戦とか振り返る。 >>