笑い話で済んだのは
まあ、勝てたからだよな、やっぱり。

鳥栖に2-0で勝利。開始5秒だか9秒だかで菅原が退場になるという大変アレげな出だしから、当初は守備が混乱して鳥栖の波状攻撃を食らうハメになったものの、そこを我慢して超えると、数少ないカウンターのチャンスを柴崎と林がきっちり決めて守り勝ち。「10人になったチームの方が運動量が増えて良いゲームをする」ってのは、サッカーにおいては定番なわけだけれども、まあそれがハッキリ出たというか。
たぶん4-4-2でやるつもりだったであろうゲームプランが、菅原退場でいきなし4-4-1と。
ただ内容的には守備のブロックをしっかり作り、リトリート気味だけれども、ゾーンに入ってきたときのプレスと受け渡しはしっかり出来てて、それはもちろんトレーニングの成果なんだろうけど、ただ「やらなきゃいけない」って部分での危機感の高まりとか全体の意識とか、むしろそっちが強く感じた。
高木監督が守備の質の部分で、メンタル面とかに言及することがあったけれども、こういうエマージェンシーな状態だと、やっぱりメンタルの基準が揃うからな。やりやすいよな、という。本来はそれをどの試合でもやるべきだし、ある意味ルーティンになるまでやってるのが強いチームなんだけれども。
守備が、とか、攻撃が、とか約束事の問題ももちろんあるんだけれども、要するに与えられた戦術・タスクを実行し続ける、常にきちんとできる、というのは、精神的な部分でも統一感が重要で、でなけりゃ昇格したときみたいにシーズン3分の1も無敗で行くとか、やれったって出来るもんでもない。
そこに気が付けたなら、とても価値がある試合にはなるかな、と。

1ゴール1アシストを決めた林と晃誠について。
晃誠に関しては、まあ、こういう選手なんだよな、というか。自分で作ることも出来ることは出来るんだろうけど、彼のテクニック部分に関しては、大きな武器とまではいってなくて、それよりはやはり判断の速さとランの質、そこで勝負していった方が良いし、そういう意識の方がテクニックが彼を支えてくれるようになるんだろな。際立ってスピードがあるわけではないにしても、シュートシーンへの顔出しにはセンスを感じるし、きちんとボールも持てる。自分の良さをもっとコンスタントに出せるようになって欲しいなぁ。あと守備のときはもっと声出せとか。
林に関しても、まあ、こういう選手だよな、と。シュートのちょっと前ぐらいに、かなり長い距離をチェイシングして、おもくそバテバテになって腰に手を当てるほど疲れきってたわけで、それ見てちょっと笑ってたんですけども、それでも最後のシュートシーンにあそこまで詰めたのは、ああ、FWだな、と思います。適度に力が抜けてたのが良かったのかもしんないね。強さの部分では通用するところを見せられたし、守備面でも貢献できた。もう少しトレーニングして、アジリティとかスタミナの部分は上げていく必要があるだろうけど、プロとしては自信持ってやれるようになるかな、とは思います。
気付いた点だと、滝澤かなぁ。守るゾーンと攻撃面でやるべき仕事が、サイドハーフに固定されて自由度が低くなった分、むしろ迷いなくスムーズに動けてたんで、そこがちょっと面白かった。特に守備のプレスに入るタイミングが凄く良くなってて。試合の最後まで運動量落ちなかったし。多分、ゾーンの中でお互いの距離をきちんと保つように、全体で声をかけあってたし、やりやすかったんだろうな、とは思うんだけども。後は攻撃面でどうするかな。前に行く力、という部分ではまだ物足りないし。逆に永里は前に出て行けるけど、後ろにも前にも引っ張られすぎるというか、加減を知らんというか。ただ、長い距離をしっかり走れるってのは、このチームでは貴重だよなぁ。でも特に前半、大黒も責任感が強いからなのだろうけど、マーカーに食い付き過ぎて却って押し込まれたりとかしてたんで、後半そこをいじったのは仕方ないかなと。むしろ結果として岩倉がある程度計算できることが分かったので、そこは収穫と言って良いかと思います。

まあ、今さらポゼッションだのカウンターだのと論じるのもあれなんで、とりあえずフラットな4-4-2で、大黒と林の2トップでよくね?みたいな緩い結論でどうでしょうか。柴崎は中央よりはサイドに置いた方が良い仕事すると思うんだけどね。

とりあえず菅原は、勝利給もらったら、みんなに焼肉でも奢っておけ。
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by eixeix | 2009-04-17 01:44 | サッカーとか。
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